先輩社員からのメッセージ
橋梁設計の経験をいかして、船舶設計エンジニアへ

 

渡辺 翼さん (2007年入社)

湖東カレッジ情報建築専門学校 出身

 

【所属】 ダイキエンジニアリング長崎営業所 技術部 船舶設計グループ

【業務】 橋梁設計 → 大型船舶の機関室設計

現在の仕事内容は?
以前は「橋梁」の仕事をしていました。仕事内容は橋(首都高・高架橋・歩道橋など)の応力計算・製作図作成を行っていました。現在は造船会社で、船の心臓部である機関室の設計を行っています。具体的には、二次元の図面から三次元のモデルをCATIAで作成し配管・ダクト・補機台等の設計・製作図作成を行っています。
苦労した点は?
橋梁では構造物の設計をしていましたが、自身が設計した実物を見る機会がほとんどなくイメージするのがとても苦労しました。造船では製造現場が近く現場担当者との遣り取りで船内に行くことも多く、自分のイメージ通りにデザイン出来ているか現場で確認することが出来て、イメージ力が向上しました。しかし船舶は製図方法や規格、ルール、安全基準等が異なり慣れるまでは非常に苦労しました。現在もなお新しい船舶ルールが追加されており勉強の毎日です。
良かった点は?
造船会社に配属された当初は、前職と異なる仕事内容に多少戸惑いもありましたが、地元が近く気軽に帰省できることと同じ出身地の方が周りにおられたのでとても話し易く、職場の雰囲気に慣れるのに大して時間は掛かりませんでした。また、エンジニアとして自分が設計した船が進水して航海するところを初めて見たときの感動は忘れられない良い思い出です。
キャリアチェンジを考えている方へ
今までやってきた仕事が変わることに多少の不安はあると思いますが、いろんな仕事をすることによって知識が増え、いろんな人と接することで考え方の幅が広がるので自身のスキルアップにもつながります。現在は同じ部署内で5名のメンバーを纏めるリーダーをやっていますが、キツイ中にも楽しくやり甲斐のある職場づくりに努めています。「モノづくり」に興味のある方は、是非私たちと一緒に最先端技術を駆使するエンジニアとしてチャレンジしていきましょう!長崎営業所も応援します!
ダイキエンジニアリングで活躍する先輩たち